お知らせ
2025.05.25
東京建築祭2025実現の御礼
実行委員長の倉方俊輔です。
2年目の東京建築祭を実現させていただいた、すべての皆さまに御礼申し上げます。
昨年と比べてみましょう。
特別公開・特別展示の建築やガイドツアーの数は3倍近くに増えました。エリアの面積も拡大し、支えていただいているスタッフの数も、協賛パートナーの思いの合計値も、それに匹敵して増大しました。
内容の拡がりも特筆すべきで、公共や教育機関など、当初は困難と思われた種類の建築にも参加いただきました。和風建築や、通常であればインテリアや土木に属するとされる対象も加わって、私たちがつくり、私たちをつくっている環境を、幅広く再考する機会となりました。
東京という都市の特色は、建築関係者や研究者といった専門家、建築を学ぶ人びと、広範な知的関心を抱く方々が多いことですが、それら相互のコミュニケーションを独立した立場から促進するという目標に、さらに近づくことができました。
昨年の方針からブレることなく、これだけの展開が可能になったことが、さまざまな立場からのご支援の現れです。
そして、2年目の東京建築祭が、1年目の進化形として実現できたという事実が、3年目も同様に不可能でないのではないかという思いにさせます。
これからも東京建築祭は、皆さまの望みの総和でありたいと思います。
深く感謝すると共に、変わらぬ希望を次年度にも抱いていただければ幸いです。